※こちらの記事は、2018年3月8日に前ブログにアップしたものの再掲です。
昨日、友人と長電話していてこんなことを思い出したので、また掲載してみようかと。
子供って、満面の笑みを目的もなく向けてくる。4歳息子も私に対して全身で喜びや好意を表してくれる。
しかし、わたしは大人の人にそういう全く疑念や打算、調節されていない全幅の信頼と好意を向けられることが、多分思春期頃からかな、怖くなってきた。
今回は、そこら辺を紐解いてみようと思う。
満面の笑みや好意を怖いと気づいたきっかけ
わたしはFacebookで発達障害児を持つ親のグループに入っている。
守秘義務があるので詳細は書かないが、既に成人したお子さんをお持ちの親御さんもいて、その方のお子さんの写真をアップしていた。その写真の方が、とてもいい笑顔なのだ。
しかしその笑顔を見て、わたしは

怖い
と思ってしまった。素敵な笑顔なのに、だ。
期待はずれに思われるのが怖い
なぜ怖いと思ったのか?
真っ先に思いついたのは、自分に向けられた全幅の信頼は、やがて化けの皮が外れて
「期待はずれ」
と思われて、離れていかれてしまうと悲観しているのではないかということ。
わたしは多分第一印象が実物よりもマシな方らしい。
なので、若い頃は仕事の面接なども転職歴の割には通ることが結構多かった。←今は察して!
そのため、減点方式で「こんな人だとは思わなかった」と人が離れていくことが多かった。
第一印象がいいと損すること
そう、第一印象が良いと、メリットもあるが大きなデメリットが潜んでいるのだ。
第一印象では100点だと、あとは減点しか道は残されていない。
かかわり合いになるにつれて
「あれ? -10点」
「おかしいなぁ -20点」
「こんな人だとは思わなかった! -30点」
と、どんどんと印象が悪くなる。
たまに挽回したとしても微々たるものだし、初めの期待が大きかった分失望の度合いが高くなってしまうのだ。
そうやって離れていく人は放っておけば?
と思うだろうが、放っておいても離れていった事実が思ったよりも大きく心をえぐる。
わたしの場合、それが度重なった。
人の好意を素直に受け取るには、既に心のライフはZEROだったりする。
息子の笑顔は愛おしい、だが!
だからといって、息子の笑顔は怖くない。怖いのは大人の曇りのない笑顔と好意。

どうせこの人もわたしに失望するのだから、あまり深く関わっても後でダメージが大きくなる、当たり障りのない距離でいよう
と、なんとも面白くない卑怯で卑屈な態度になってしまうのだ。
猫を被るのをやめて、ありのままの自分でいようよ!
と言ってくださる方もいるが、初対面でも特に本性を隠している訳では無い。
ただただ感情を表に出すのが苦手なのだった。
猫をかぶっている部分もあるとは思う。
しかし「ありのままの自分」でいる方法を知らない。
誰か教えてプリーズ。
あ、次のカウンセリングのネタにしよう。
信じる強さを持ちたい
「どうせこの人も離れていく」なんて、相手に対してとんでもなく失礼だ。
相手の好意を疑っているわけだから。
だから、もちろん適度な距離を保ちつつ、相手の好意をありがたく頂戴して、わたしも相手に対して好意をお返しできるようになりたいな、と考えている。
そしたら、きっと大人の満面の笑みを怖く思うこともなくなるのだろう。
たまに距離感事故起こしそうな場合もある
信じられるようにもなりたいが、たまに距離詰めすぎて事故を起こしそうになるのは、多分わたしも相手も初心者マークだからなんだと思う。
軽い接触事故で済むように、そしてリカバリできるように、気をつけていきたいものだ。

みなさんは、事故、起こしませんか?
おまけ
Facebook友達に存在を教えていただいた「手紙小説」。
知ったその日に買いに走ったよね。まだ開けてないのはお楽しみがあるから。
購入は、札幌市の古本トロニカさん(http://tronikabooks.blog31.fc2.com/)でできます。
届く種類は選べないけど通販もやってるみたい。
最近、若い頃の自分に戻ってきた気がする。
フットワーク軽かったあのころ。
興味が湧いたらとりあえず試してみていたあのころ。
だから、最近なんだか楽しい。走りすぎないように気をつけつつ。
案の定、走りすぎたよねって感じで、本日(2019年8月22日現在)、ガス欠気味です!!!!
でもって、1年以上経った今も、

十分大人の好意を真正面から受け取れません
いつになったら大人っていうか、人間になれるんだろうね???
それではまた。
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